製品への思い入れと誇りを持って仕事をしたくて
入社を決めました。
三木 章伍(技術部 舶用係 係長/2011年入社)
今まで経験してきた仕事と現在の業務内容
・SC設計業務
・各種工場内調整業務
・台数制御盤の立ち上げ
・SP-IPシリーズの電気関係新規設計
・新型スクリュー圧縮機(新型TASK)の立ち上げ
・ダイビング用コンプレッサSAR22の立ち上げ
・Deck decompression chamberの担当
・シンガポール(TCPL)駐在
など
入社を決めた理由・田邊空気機械製作所の魅力
田邊空気機械製作所は機械メーカとして長年自社製品を製造・販売しているため、それまで勤めていた会社では実現できなかった「自社の製品に思い入れと誇りを持った仕事」ができると思い、入社しました。
当社の製品は幅広い業界で使われているため、さまざまな企業、機械や人と関わりを持って仕事ができます。一方で、大きなメーカではないからこそ、フレキシブルな動きができる点も魅力です。
100年続く歴史があり、幅広い世代の方々で積み重ねてきた歴史と財産があり、またそのバトンを次の世代に引き継いでいけるところにもやりがいを感じています。
さまざまなタイプの圧縮機を手掛けているため、常に成長産業に目を向けて変改しながらも、さらにまだまだ伸び代があると思います。


やりがい・仕事の中で心掛けていること
技術部は客先打ち合わせから、社内の各部署、協力会社、お客様と力をあわせながら製品を作りあげ、さらにアフターサービスまで関われるため、ものづくりの全体を経験することができ、製品に対する思い入れも人一倍になります。 うまくいかないことも多いですが、難しい課題をクリアできたときに、関わった方々と達成感を共有でき、やりがいを感じます。
仕事の中で心がけていることは、最初に最終的な目的は何か、ゴールはどこかを意識して仕事を進めることです。業務範囲が多種多様で幅広いため、なるべくシンプルに考え、優先順位を間違えないようにしています。
また、周りの人たちとうまく連携して仕事ができているか、困っているメンバーがいないか止まっている項目がないか気を配ることも意識しています。技術部で設計業務を行っていると、もともとの性格もあって自分の目の前の技術的な課題(得意なものや興味のある内容のものは特に)にとらわれがちなため、視野を広く持つよう心掛けています。
今後の目標・チャレンジしてみたいこと
今後は舶用の全般を任されることになるため、これまで以上に幅広い知識と調整能力を求められます。
期待値を込めてもらっての役割だと思いますし、苦しむことも多いかもしれないですが、一人で抱え込まず、頼れる上司や先輩、チームのメンバーと話しあい連携しながら、一つずつ課題を克服して進んでいきたいです。
1日のスケジュール(8:00~17:00)
圧縮機に関わるすべての設計に携わるという、
とても魅力的な仕事です。
山下 勉(技術部 陸用係/2012年入社)
今まで経験してきた仕事と現在の業務内容
・開発業務(オイルの試験など)
・試作機の開発業務(ガス圧縮機の実証試験)
・圧縮機の見積もり検討(予想性能などの検討)
・陸上向け圧縮機の装置設計(受注した案件の装置設計)(現担当)
・新入社員教育(CADの教育)(現担当)
・OJT(新入社員の実務上の教育)(現担当)
入社を決めた理由・田邊空気機械製作所の魅力
多種多様な圧縮機を生産しており、圧縮機本体とその周辺機器のすべての設計に携われるため、設計者としてとても魅力的だと思いました。また、海外のベンダーメーカとのやりとりもあり、グローバルな仕事である点も魅力です。
当社は小さい会社ながらも、世界中に名が知られている大手企業と取引しています。誰もが知っている大企業を顧客に迎えることも近い将来実現すると思います。
それに、舵を切った方向に素早く方向転換できることは、小さい会社ならではの魅力ですね。仕事の内容は多岐にわたるため、たくさんのことにチャレンジできます。しかも初任給は大企業の水準とほぼ同じですし、新入社員研修の手厚さも一見の価値ありです。


やりがい・仕事の中で心掛けていること
現在担当している「陸上向け圧縮機の装置設計」の業務は、個別受注生産で受注毎に顧客の要望に応える設計が不可欠です。顧客の要望に応えつつ、製造しやすさやメンテナンス性に配慮した設計ができると、設計した甲斐があったなと感じられますね。圧縮機の更新案件で当社の先輩社員が設計したものは、たくさんの工夫が見てとれ、勉強になりました。その機械を更新して未来につなげると思うと、それだけでやりがいを感じます。
仕事の中で心がけていることは、他の人の立場を考えて仕事を進めることです。どうすれば相手の負担が楽になるかを考えています。同じものを作るのに、手間が増えることは避けた方が良いですから。1ヶ所が良くなっても別の場所で手間が増えることもあるので、難しいところですが……。ただ、知ってやるのと知らずにやるのでは意味が違うため、いろいろな視点を持ちつつ仕事を進めています。
今後の目標・チャレンジしてみたいこと
現在進行形ではありますが、後輩社員を戦力にするための育成です。
私自身、これまで部下を抱えていたわけではなく、今年の4月から始めたばかりということもあり、正直なところまだまだ手探り状態です。若いうちに高いレベルに上げることができれば、その先の伸び代が多くなるため、できるだけ後輩の教育に注力していきたいですね。新入社員が成長していく様子をみていると、自分もまた頑張らなければならないと日々痛感しています。
1日のスケジュール(8:00~17:00)
圧縮機に留まらない様々な知識が要求される、
やりがいのある仕事です。
佐藤 悠(技術部 舶用係/2020年入社)
今まで経験してきた仕事と現在の業務内容
・新入社員教育
外部講習、また社内各部署での講習をおよそ1年かけて行いました。業務的な内容だけでなく、当社製品の知識、設計の基礎、機械加工、製品検査、客先訪問と、幅広い知識を身につけました。
・舶用圧縮機の手配業務(現担当)
空気圧縮機、ガス圧縮機の製作を指示する書類の作成をしています。
・舶用圧縮機の装置設計(現担当)
客先仕様に合わせて機器のレイアウトなどを設計しています。
入社を決めた理由・田邊空気機械製作所の魅力
入社を決めた理由は、船舶に関わる機会の多い仕事であったからです。学生時より舶用機器メーカへの就職を希望しており、就職活動中も全て舶用関係のメーカを当たっていたところ、舶用業界で実績が多い当社の存在を知ったのがきっかけです。国内外問わず、造船所や船員とのやり取りが多いこと、船舶に乗船する出張が多いことから、入社を希望しました。
当社の魅力として特に感じることは「設計担当部署と製造担当部署の距離が近いこと」です。
自分の設計した機械が製作されていくところを直に見ることができるのは魅力であり、同時に強みであると考えます。特に私は、頭で考えるより、目で見て手で触って体を動かして物を憶える人間であるため、実際に組み上がっていく機械を観察できることを非常に重要視していました。


やりがい・仕事の中で心掛けていること
圧縮機という機械が、舶用に限らず様々な業界・様々な用途で使用されているために、圧縮機に留まらない知識を要求されることが非常に大きなやりがいです。自分の担当している圧縮機がどう使われるのか、顧客は何を求めているのか、を考えながら仕事ができると非常に面白くなります。
自分の仕事を理解するためにも、顧客の要望を聞き出すやり取りや、圧縮機だけに限らないシステム全体の調査を心掛けています。
今後の目標・チャレンジしてみたいこと
正式に部署配属をされて一年目ですので、今はまだ先輩の判断を仰ぎながら仕事をしています。まずは、舶用圧縮機に関する業務を一通り把握して、自分一人でも任せてもらえるようになることが目標です。そのためには、圧縮機本体はもちろん、附属品や舶用の規格、顧客ごとの特徴、近年の舶用業界の動向など、まだまだ知識・経験が必要だと思います。多くのことに積極的に関わっていくことで、こうした知識・経験を手に入れていきたいです。ここで得たものは、きっと舶用以外の担当になっても十分生かせると思っています。
将来的には、圧縮機の設計にもチャレンジしていきたいので、その時にも業務内で得た知識と経験が役立つと考えています。
1日のスケジュール(8:00~17:00)